Aで始まる単語と Bで始まる単語
さて、今日はAとBです。
英語と関わりの深い生活をしておりますが、外国語習得とは本当に難しいものだと、つくづく思います。日々の出来事や英語について気付いた事、2021年4月2日以降は記事ごとに1英単語の紹介等を綴る日記的なブログです。どうぞよろしくお願いします。
俳句は五七五で作る。
季語を入れる。
まあ、句作の基本と言えば、上記の2点になるかと思います。
季語の英訳についての記事は、よろしければこちらからご覧いただけます。
むささびや父の家には父の本 newcomer
上記は私の作品で、某歳時記に採録していただいたものです。
むささびは、枝から枝へと、
手足の間の膜状部分を広げて滑空することで知られており、
冬の季語です。
軽井沢の森で、むささびを見つけた時に作りました。
父も故人となった今、私にとっては、懐かしく思い出深い句です。
時間の経つのは速いものだなあと、しみじみ思います。
英語でも似たような詩作ができたらいいなと思いました。
英語俳句を活発に推進していらっしゃる人々がすでにおられて、
英語作句の基本もあるようですが、
そうした活動に敬意を払いつつ、それとは別に
something like Haiku (俳句のような感じのもの)
を作るのが私の当面の目標です。
もちろん、私は俳句の英訳を目指しているわけでもありません。
俳句英訳の分野で立派な仕事をされている方々が、
既においでになります。
まあそんなわけで、雰囲気で作ろうと思い立ったわけです。
これを日本語化すると、
頂きし花束ある日森と化す newcomer
ふーむ。季語がないですね。
無季(雑)の句です。
無季の俳句もありだと私は考えているので、これはこれでよいとして。
で春になります。日本語化すれば、
頂きし花束春の森と化す newcomer
どうでしょう。無季の作の方がよかったかな。
The flowers をlilies にすれば、百合は夏の季語ですから、夏の句になりますね。
頂きし百合の花束森となる newcomer
roses 薔薇も頭に浮かんだのですが、森とは合わないと思って。
それを拡大解釈すれば、flowers を花として、春にできないかな。
せっかくの自由な英語俳句、
季語にこだわることもないんですが、
なんかこだわりたいから不思議なものです。
作っては消し、消しては作る。
推敲は俳句の醍醐味でしょう。
(初出:2020年7月4日、加筆:2021年10月14日)