だんだん似て来る
海外で2〜3ヶ月以上暮らすと、
だんだんその国の服装や化粧に近づいていきます。
2017〜2018にかけて、ハワイで研究生活をしていましたが、
その頃の写真をみると、同化の過程がしみじみと感じられます。
私が染まりやすい性格なのかもしれませんが。
着ているものは、初めは日本から持ってきたものです。
そのうち、次第に現地のショップで買った服が増えて来ます。
まず、この点が大きい。
また、長く滞在していると、
観光客が主の店でなく、ローカルがよく行く店で買うようになります。
日本ではビーサンはほとんど履きませんでしたが、
ハワイではみんなビーサン(flip-flops)です。
私もよく履くようになりました。
ヘアカットは日本人の美容師さんにお願いしていました。しかしそれでもなんだかハワイ風なんです。
このカットが気に入って、
帰国後も同じようにしてもらいたかったのですが、同じようになりません。
その昔、インディアナにいた時は、
ジーンズ(今風に言えばデニムですか) 全盛でした。
日本では、たぶん私はジーンズを1本持っていたかどうかと言った感じでした。
ところが、インディアナ時代の写真を見ると、
ジーンズにサボ風サンダルかブーツを履いたものが多いのです。
挙動も似て来る
まず、メールです。
日本だと「いつもお世話になっております」的な挨拶が数行入りますが、
アメリカ人のメールは用件がいきなり出てきます。
これは好きな習慣です。
なので、私もhelloかalohaの次は用件にしています。
楽だし、効率的だと思います。
あと、次の人のためにドアを開けて待っている習慣。
これもすぐ、同じようにするようになります。
パタンと鼻先で閉まると、ちょっとまずい雰囲気になります。
かなり離れていても、ずっと待っていてくれるので、
歩くのが遅い私はつい小走りになります。
本能的に浮かないようにしているのかも
セキュリティという点からも、
あまり周囲から浮かない方がいいという話は、
耳にしますよね。
そこまで考えて行動しているわけでもないのですけれどね。
結果的にそうなっているのかもしれません。
ハワイから帰国する直前頃は、上から下まですべて現地で購入したものになって、
かなり溶け込んでいたんでしょう。
メインランドやカナダからの観光客に、本当に何回も道を聞かれました。
もっとも、私は日本にいる時も、
とってもよく道を聞かれるタイプではあります。
友人も、「また、あなた道聞かれたね」と半ば呆れ顔です。
よく言えば、親しみやすい雰囲気?なんですかね。