自己紹介のひな型を作っておく
突然、英語で自己紹介することになった!
アメリカの場合、ただ聞くだけのつもりでセミナーに参加すると、いきなり聴衆側も自己紹介することになって焦ったりすることがあります。
基本それほど人数が多くない場合にこういった現象は起こりやすく、
たとえば、講師の話を聞きにいくようなセミナーを例に挙げてみましょう。
自分はただ講師の話を聞いていればいいと思っていたのに、
「では自己紹介をお願いします」ということになって、
左端から順々に話し始めた・・
などは時々あるパターンです。
10人ていどの参加者ですと、一人1-2分話してもたいして長くはなりません。
もちろん、講師だけがずっーと話して、終わりというパターンも多いです。
ただ、時には聴衆も自己紹介をすることがあるということですね。
ゲストで招かれた場合は、たいてい自己紹介をすることになる
気軽なパーティや小さな会議にゲストとして招かれた場合は、たいてい自己紹介をすることになります。
日本人にしてみれば、突然自己紹介をする羽目になったと思うかもしれませんが、まずは準備していった方がいいと思います。
立ち上がったみんなの前でするような自己紹介の機会が仮になくても、パーティに参加する以上、そこで出会った人たちと談笑するための土台となりますから、用意しておいて損はありません。
自己紹介のひな型、オハコを作っておけば、だいたいそのバリエーションで切り抜けられますので、とっても便利です。
今日はそのひな型についてお話したいと思います。
自己紹介は短くてもいいんです
むしろ、長すぎない方がいいと思います。
挨拶:
Hello, Hi などを最初に言う人も多いです。
その時の雰囲気を勘案して、出だしの言葉はフレキシブルにしましょう。
自分が一人目でなければ、他の方々の様子も参考にしてください。
名前:
たいてい最初に名乗りますが、これが聞き取りにくい。
特に国が違うと慣れない名前を聞くことになりますから、まず1回では聞き取れないでしょう。
出だしなので、若干あがっているのもあるのでしょうか、早口で「○○です」と名乗られても、?となります。
たとえば、鈴木花子という名前だったとして、
My name is Hanako Suzuki.
あるいは
I am Hanako Suzuki from Japan.
などでもいいと思います。
そして、
Hanako is my first name and hana means flower in Japanese.
などのように、ちょっとコメントをつけて、名前を繰り返します。
聞き取れないなあという感じがあるときは、エイチ・エー・エヌ・エー・ケイ・オーといった具合にスペルを言うのも効果的です。
どこから来たか:
I am Hanako Suzuki from Japan.
名前のところで紹介した上記の文のように、どこから来たかについて触れることが多いです。
I'm from Tokyo, Japan.
ここで、「私も東京に行ったことある」とか「私の親戚が名古屋で働いている」などとコメントが入ることもあります。
特に京都などは、多くの人が一定のイメージを持っていますから、話が弾むこともありえると思います。
展開:
ここからは、どの程度詳しく述べたいかによる部分です。
さっと終わらせたい場合は:
自分の立場の説明
I am a researcher at ○○ university and my specialty is applied economics.
○○大学で研究職についています。専門は応用経済学です。
I work for a food company and am interested in new food ingredients.
食品会社に勤めています。新しい食品成分に関心があります。
I am very happy to be here today.
今日ここに参加できましたことをうれしくおもいます。
I am very happy to have an opportunity to attend a seminar about the international economics.
国際経済に関するセミナーに出席する機会を得たことをうれしく思います。
I am honored to be here today. (招待されているような場合)
ご招待いただいて光栄です。
といった感じで早じまいにすることもできます。
最後にThank you (very much).
を、必ずつけましょう。