またまたZoom会議がありました
先週、またZoom会議がありましたが、私はやっぱりwebinarよりいいなと思いました。
前回ウェビナーに参加した話を書きましたが(この記事についてはこちらから)、
今回はZoom会議だったんですね。
Zoom会議の方がいいなあと思った理由は:
1)ミュートにしたり、ビデオオンオフなどが、自分でできる。
2)つまり、挙手して質問する場合、参加者側も自分でオンオフなどができる。
ウェビナーだと、チャットなどでホストに合図を出し、それを受けたホストの判断でミュートを外してもらったり、ビデオをオンにしてもらったりすることになる(らしい)。
3)参加者リストが見られる。
今日は何人くらい参加してるのかな?など、状況を把握することができる。
といったところです。
(もしかして、私が誤解している点があったら教えてくださいね。
Zoom会議は本当に何回も体験していますが、ウェビナーはまだ1回だけなので)
ほんのちょっとの仕組みの違いで、参加している感が異なる
ウェビナーだと、こっちは聞くだけといった気持ちが生じやすい。
大きな会場で登壇者の話を聞くといった感じでしょうか。
かなりの大人数、たとえば100人越えなどの場合は、ウェビナーの方がいいのだろうと思うのですが、
30人前後までなら、Zoom会議の方が、
ちょうどいいくらいの緊張感というか、
自分も参加しているんだ感を維持できるように思うのです。
どうでしょう?
人によって意見がかなり違うかもしれませんね。
ウェビナーだって、チャットから割り込めるわけで、そうすればいいんだと言えなくもないですから。
というわけで、私はウェビナーのときはだんまりでしたが、今回は参加しました
かなりおもしろい議論ができて、私としてはありがたい機会でした。
学生に対して講義をする場合は、Zoom会議を使っていますが、
相互のコミュニケーションがどの程度とれるかがカギになります。
講師側がひとりで喋り続けていると、聞き手はだんだん集中力を失う傾向にあることは、
誰もが体験していることでしょう。
(もちろん、いつもそうだというわけではないですが)
相互の「やりとり」が理解を深めるために大切だというのは、
多くの場合あてはまるのではないでしょうか。
「やりとり」によって発展する
聞き手側にとっては、講師がひとりでしゃべり続けてくれるのは、楽ではあります。
自分側になにか割り振られた役割がなく、静聴するのみというのはまあ気が楽ですよね。
私もウェビナーの記事で、そう書きましたし、実際そう思いました。
しかし、ワンウェイになると、テーマを掘り下げていくという発展性が限定的になりがちです。
「質問」とか「異議」ってとっても重要なんですね。
そういう意味で、授業もZoom会議型というか、
いつでも挙手して発言できるというチャンス(それがしやすいという仕組み作り)は、
ことのほか大切だと再確認したのです。
ウェビナーにはウェビナーの良さがあるのはよく分かりますが、
ほんのちょっとした仕組みの違いで、
やはりZoom会議の方が質問しやすく私には感じられました。
日頃、学生はなんで積極的に授業参加しないのだろう?
class participtionが低いと思うこともあったのですが、
今回、ほんのわずかな違いで聞く側の心理がかなり変わるということを身をもって体験しました。
この体験を今後に生かしたいと思っています。
(2021/03/18 追伸)
その後、すばらしいウェビナー会議に出席して、気持ちに変化が生じました。
詳しくはこちらに記載しましたので、よろしければこちらから。