ハワイ州には多くの人々が観光に留学にビジネスにと訪れています
今現在はコロナの影響で、渡航が前よりむずかしくなっているのが残念です。
さて、ハワイに到着し現地での生活が始まると
英語を学ぶと同時に、
きっと想像よりも、ハワイ語が単語として多数使われていることに
気付くのではないでしょうか。
数年前、研究員としてオアフで生活した際、
私もハワイ語とともにある日常をとても新鮮に感じたものです。
ハワイでは、ハワイ語が本当に生き生きと私たちの中に息づいていました。
Alohaはみんなが知っていますよね
Alohaが一番有名かしら。
ハワイでは、メールの冒頭に、Helloではなく、Alohaと書かれていることが、よくあります。
そして最後はMahalo(ありがとう)で終わります。
大学関係のやりとりでも、よく使われていました。
私も早速使うようにしていました。
日本に帰った今でも、ハワイの知人とのめーは、
Alohaで始めて、Mahaloで終えています。
Kokuaは助け合うとか親切にするといった意味。ザ・バス内のアナウンスにも使われています
これは助け合うとか、親切にするといった意味合いで、
”Please kokua”といった具合に使われます。
If you are physically able to give your seat to a senior rider, please kokua.
もしシニアに席をお譲りいただくことが可能でしたら、どうぞお願いします。
(ザ・バスのウェブサイトより)
美化にご協力ありがとうくらいの感じでしょうか。
Keiki(こども)もよく使われます
たいていは、英語のkidsと同じく「こども」という意味で使われます。
ストア内で、KEIKIと書いてあれば、子供用品とか子供コーナーということになります。
ちなみにOhana(オハナ)は家族の意味です。
EWAとDiamond Head
研究所に着任してすぐ所内を案内していただいた際
こちらはEwa doorです。
向こう側がDiamond Head 側のドアと紹介されて、
Ewa?と分かりませんでした。
聞けば、オアフ島のワイキキよりずっと西側にEwaという地名のエリアがあり、
そっち側、つまり西側という意味で使われるそうです。
エワではなくて、エヴァと発音します。
さらに東側という意味でDiamond Headが使われますが、
こちらは東にドーンと見えているので、ああ、東ねとすぐ理解できました。
Makai(マカイ)側というのもよく使われ、海側という意味です。
これらの言葉はホノルルで教えてもらったのでホノルルを基準にしていますが、
ずっと北にある町、たとえばHaleiwaではどう言うのか興味深いです。
Kama'aina discount (カマアイナ料金)
Kama'aina(カマアイナ)とはハワイの地元民という意味です。
いわゆるカマアイナ料金というものがあって、
観光客等よりちょっとお安くなっています。
ハワイの免許や州のIDなどを持っている場合は、
外国人でもたいてい仲間と見做して、
カマアイナ料金を適用してくれるんですね。
私も州のIDを持っていたので、たいていおまけしていただきました。
なんかロコになったような気がして、嬉しいものです。
Rではなくて、Lなことに注目
Aloha, Mahaloはもちろん、
主だった地名、Haleiwa、Ala Moana, Hilo, Honolulu、Kailuaなど、
みな、Lが使われています。
Rはほとんど見かけないように思います。
これはどうしてなんだろう?
日本語をローマ字で書くとき、Lは使わず、Rで表記しますよね。
しかし、日本語のラリルレロは、Lの方が近いようにも思えます。
ローマ字のRとLって、どういう風に決めたんだろう?
(初出2020年6月17日、加筆2021年10月2日)
ハワイ語 その2は、こちらからご覧になれます