ハワイではハワイ語の単語が使われている(その2)
今回は2020年6月17日に書いた記事「ハワイ語 Hawaiian Language in daily life」の続きです。
8月に入ってから、ハワイのロコである友人と、業務の関係でいろいろとやりとりすることがありました。それに関連して、多くのハワイの人々とメールを介して接する機会があったのですが、やはりハワイ語がちりばめられていて、あーハワイはいいなあ、好きだなあと思ったのでした。
もちろん英文の中にハワイ語が入ってきているわけで、全文をハワイ語で書いているのではありません。もしそうであれば、私は意味が掴めなくなってしまいますよね。
男性はKANE, 女性はWAHINE
トイレの入り口の表示に、時々この表現が使われています。私は女性ですので、Wahineの方を選ぶことになります。
Ohana(家族)と書かれている場合は、ファミリー用という意味です。子どもさんがいる場合等に便利ですが、数は多くはありません。
そもそもハワイではトイレの入り口に鍵がかかっていることも多く、そのビルのテナント企業やショップから鍵を借りて利用する形式になっている場合もあります。急いでいる場合などは、要注意です。
日系人ゆかりの土地、Moiliili (モイリイリ):小石のトカゲ
私が所属していた研究所からそう遠くない所に、Moiliili (モイリイリ)と呼ばれる町があります。ここは日系人が中心となって発展した地域と言われており、鳥居や日本に、ちなんだ文化センターなどがあり、日本人ならぜひ訪問してみたい場所です。
さて、このMoiliiliですが、mo(とかげ) プラス iliiili (小石)という意味だそうです。
悪さをする大トカゲを女神様が小石に変えた場所だという伝説を読んだことがあります。
この地区にあるwillowsというレストランで、私が帰国する前に、ロコの方からごちそうしていただきました。
オーガニックで有名なDown to Earthのショップもあります。
みんなが知っているHONU(ホヌ、亀)
たぶん、Alohaの次くらいによく知られているハワイ語は、Honu(カメ)ではないでしょうか。ハワイアンモチーフとしても愛されています。
Lanai (ラナイ)も、ハワイに滞在したことがある方々には周知です。いわゆるベランダのことですね。ラナイにデッキチェアを出して、海を見ながらのんびりするのは最高です。
停滞している論文のことなどは、すーっと忘れてしまいます。
AHI(まぐろ)とPOKE(魚を小さく切る)
私が大好きなハワイのメニューは二つあって、ひとつはハワイの肉まんじゅう マナプア(Manapua)、もう一つがPoke(ポケ、ポキという人もいる)です。
よくドンキーのpokeの量り売りカウンターで、何種類か買ったものです。
pokeとは、ahi(まぐろ)等を小さく角切りにして、たれに漬け込んだものです。日本のヅケに近い感じですね。ハワイの伝統料理です。
タレによって、ずいぶん味が変わります。好みのものを見つけるのも楽しいです。
PokeのほかにLomi(ロミ、塩もみ)という料理法もあり、こちらもスーパーで量り売りしています。トマトとサーモンを塩やタレとともに揉みこんだもので、私はpokeの方が好きですが、こちらもなかなか人気があるようです。
大学近くのショッピングモール内スーパーで、「lomiって何ですか」と店員さんに聞いていたら、周りから人が寄ってきて、「おいしいよ」とか「初めてなら少量にして試したらいい」とか、にぎやかなギャラリーが出現しました。
lomiは揉むという意味なので、マッサージを意味することもあります。