多肉植物に降り注ぐ雨
軒下に退避させる
多肉植物は自身に水分を貯めこむので、水切れには比較的強いですが、水分過剰には弱い傾向があります。あいにくの毎日の雨。冬の厳しい寒さや雪が危険なように、長雨も大問題です。
今年は7月も終わりだというのに、まだまだ雨が続いています。
さきほどちょっと小雨になったので、庭をチェックすると、おおむね、どの多肉も元気なのでホッとしたのですが、鉢に水が少し溜まっているものがありました。
あわてて、水を切り、軒下に取り込みました。
全部の多肉を軒下に置くことができれば一番なのですが、なにしろ数が多い。こまめに見回りをして、変化の起こりそうなものを取り込むという感じにせざるを得ない状態です。
また、庭に蚊がいるので、気軽に出られないのも、悩みのタネなんです。
長袖、長ズボン、長靴。
虫ペール。
蚊取り線香。
と、ひと通り準備するのも、結構の手間です。
ルビーネックレスは猛烈に元気
ルビーネックレス。今、緑が強いですが、秋口にはルビー色になります。
こちらは約1年前の2019年9月の画像です。ルビー色になっているのが分かります。
天候の変化に強い多肉もわりに多く、たとえばルビーネックレス。キク科のオトンナ属の植物ですが、とにかくどんどん増えます。黄色の小さな花を咲かせて、かわいいです。
もちろん長雨注意であることは変わりなく、気を付けるに越したことはありません。
ガステリア、グリーンネックレスなども元気です。
中央がガステリアです。
ルビーネックレスやグリーンネックレス、朧月などが、ものすごい勢いで増えるのに対して、ガステリアの成長はとってもゆっくりです。もちろん、葉も増えて成長してはいるのですが、さほど全体の大きさは変わりません。
今夏の長雨にも特に影響を受けた様子もなく、淡々ととしています。
約1年前、2019年8月のガステリアです。
しかし、1年前の画像と比較すると、やはり成長していることが、はっきりと分かりますね。
次はグリーンネックレスです。
グリーンネックレスとルビーネックレスは親戚のような名前ですが、属は異なります。
前述のようにルビーネックレスが、キク科のオトンナ属なのに対し、グリーンネックレスはキク科のセネキオ属です。
キク科は一緒ですから、やはり近縁ではありますね。