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シンプルに生きる  余計なお節介をやめて、他人事に深入りしない  Live simply


シンプルに生きる

10年前から、シンプルに生きることを信条にしています。

衣食住をできるだけ単純にして、整理整頓にとられる時間を減らそうというところから始まった考えです。

夏冬の服の入れ替えにかかる手間にげっそりした 

ここがいわば原点で、毎年毎年丸1日かかって、こっちのケース、あっちのコンテーナーとばたばたしていました。

そして結局どうしても見つからない服があったり、買ったことも忘れていた服が出てきたり。
まったく似合わない服に、呆然としたり。

不要な服を買うのをやめて、どうしても補充する必要がある時だけ買うように、行動パターンを変えました。

もともとおしゃれでもないので、最近はビルゲイツ方式(ザッカーバーグ方式)で、着るものを多様化しないようにしています。

基本、フレアのワンピース + カーディガン(セーター)か、ジャケットです。

ここまで整理して、非常に楽になりました。


家の中の整理

小物を買うのが大好きで、ハロウィーン、クリスマス、お雛様、こいのぼりなどの季節行事に合わせた小物、

石やガラスやビーズなどの細工物や壁掛け、陶器など、

ことあるごとに購入し、棚に並べて喜んでいたのですが、埃を掃除するだけでも本当に時間をとります。

今あるものは大切にして、今後は買わないと決めて増殖に歯止めをかけ、だいぶ楽になりました。

古くなって処分するものも出てきます。
そして新たなインプットは無くなったわけですから、画期的に掃除が楽になったんです。


食に関する整理

まず、旅行に行くたびに買っていた地方の調味料など買うのをやめました。

食べるものですから、消費してなくなるはずなのですが、珍しさだけで買ったものはうまく利用できず、結局残ってしまうことに気がつきました。

特に、ちょっと背伸びしたおしゃれなハーブ系の調味料はやめました。
まったく使いこなせていませんでしたので、

しかし、沖縄のイナムルチ味噌のようにすっかりファンになったものは別です。


おつきあいに関すること

こちらも徐々に淡々としたおつきあいに変えていこうと思い、そうしてきました。

別におせっかいやきというタイプではありませんが、いわゆる義理のおつきあいなども少しはありました。

慣性で続いていたあまり興味のない集まりなどは退却して、今は本当に参加したいと思うものだけにしています。

こうしてすこし引いて物事を考えると、これは絶対に外せないと思っていた多くのことが、そうでもないことに気付きます。

一種の義務感・責任感をもって処していたことが、実は自分の幻想であることにも気づきました。
要するに一人で気張っている部分があったんですね。

若干引いて、状況を俯瞰する大切さを感じます。






エネルギーの適正配分

だいぶシンプルになってきた自分の暮らしを振り返って、エネルギーを大事な部分につぎ込めるようになってきたなと思います。

前は、腹を立てたり、余計な苦労をしたり、自分とは関係のないことに深入りして失敗したり、いちいち批判に対して抗弁したりと、エネルギーの使い方の間違いが相当ありました。

社会に生きていくうえで、自分の務めに真摯に励んで、それでもし何かのお役に立てたら幸せだと思う程度に静かに暮らせればうれしいなと思っています。












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