ホッチキスの針はstaple(s)と言います
ホッチキスというのは商品名で、本当はステープラーが正しい英語だという話は、よく知られていますよね。
実際そのとおりで、日本の企業がアメリカから輸入したステープラーがホッチキス社のホッチキスという商品名のものだったことから、その名前が定着したということです。
ほかにも名称の由来に関する説があるようですが、ホッチキスという商品名が一般名詞になったという点では共通しています。
日本語では、ホッチキスの針あるいはタマと言いますが、この部分は英語ではstapleと言います。
もともとstapleは、かすがいという意味で、動詞で使われる時は、かすがいを使って留めるという意味になります。
いまさらステープラーと言うのもなじまない
日本では、ここまで、ホッチキスあるいはホチキスという言い方がメジャーになっているので、いまさらホッチキスは商品名ですから、ステープラーに変えましょうと言われても、ちょっと困ります。
もうホッチキスで行くしかないんじゃないでしょうか。
英語圏では、ホッチキスと言っても通じないと思います。
アメリカにいる時はいつもstaplerと言っているので、ホッチキスで通じるかどうか実践したことはないのですが。
こういう例はほかにもありますね
バンドエイド(Band-Aid) や ジップロック(Ziploc)なども、一般名詞的に日常使われています。
これらは、前述のホッチキスとは異なり、アメリカでも通じるのではないでしょうか。
日本のものでは、「うどんすき」がこの仲間だそうです。
あるうどん店の商標ということですが、私はてっきり一般名称かと思っていました。
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