ビジネス英語の決定版 非ネイティブエリート 最強英語フレーズ550 岡田兵吾
日頃、英語でネイティブと渡り合うために、四苦八苦している私としては、どうしたって読まずにいられないタイトルです。
ビジネスの現場では、学校英語あるいは日常英語とは異なるビジネス英語が必要ビジネスの現場英語と日常英語の、どこが違うかと言えば、ものの言い方なのです。 教科書で習った通りに話しているのに、真意が伝わらない。インパクトが弱く、悪くすると誤解を呼びかねない表現になっている。 こうした悩みに応えるべく、 著者である岡田兵吾氏は、自らの体験をフルに生かして、この本を書いています。 がんばります という表現ひとつにおいても、言い方次第でずいぶん印象が変わります。 もちろん、積極的でやる気のあるところを見せたいですよね。 そのためには、なんと言ったらよいのか。 我々、非ネイティブは、言葉のもつニュアンスを捉えるのに、たいへん苦労しています。 著者は海外企業勤務の実体験のなか、日本人以外の英語非ネイティブの人々がビジネス社会に溶け込んでいく様子を観察し、そのなかにルールがあることを発見しました。 そのルールを教えてくれるのが、本書なのです。 非ネイティブとして絶対に覚えておいてほしいフレーズここで紹介されているフレーズは、どれをとってもビジネスのシーンで有効に使えるものばかりです。 実際、私もアメリカに赴任していた際に身につけた言い回しが含まれていて、本当に現場では役に立ったなあと回顧することもありました。 本書に記載されている具体例を引いて、説明したいところですが、ネタバレ?になってしまいますので、詳細はぜひ本書をお読みいただければと思います。 ネイティブ英語のように流暢ではなくても、ビジネスで渡り合えるという自信が湧くと思います。あとは、場数を踏むこと。 自分なりに、状況に合わせて調整すること。 ができれば、かなりの自信につながると思います。 英語会議に出る前の、なんだかドヨーンとした気持ちが軽くなることと思うのです。 |