FP1級を2012年に取りました
完全独学で、FP3級から初めて、FP2級、1級と進みました。
おかげさまで、すべて1回で合格しました。
これも、ネット上でいろいろな受験体験を開示されていた先輩方のおかげです。
それから早いもので、今年で9年目に入ります。
だいぶ古い話なのでご参考になるかどうか分かりませんが
1級の受験の際は、FP技能士1級学科 精選問題&模擬問題(ラピュータファイナンシャルアドバイザーズ)というのを使って、勉強しました。
書棚にもうこの本は残していませんが、アマゾンの履歴を見たところ、購入していたことが分かりました。
2級の受験の際は、最短合格2級FP技能士 上巻下巻(きんざい)という本で、勉強しました。こちらも、楽天に履歴が残っていたので、分かりました。
独学の進め方
もともと、経済学部の出身で、企業を経営しておりますので、BS/PLなどの財務資料は見慣れておりました。
しかし、親戚が亡くなった際に、代襲相続などの知識が関係者の間で知られていないということがありました。もちろん、後日プロの方によってサポートされましたので、なにも問題は起こらなかったのですが。
この時、自分自身である程度適切な判断をするためには、相続の知識が今後必要になるだろうなと思ったのが、FPの勉強を始めるきっかけになりました。
まず、3級の勉強から始めました。
今、その時使ったテキストの控えがないので、分かりませんが、ごく普通の3級用のドリルを使用したと思います。
並行して、ネット上にあった問題集、答えをクリックすると採点してくれる式のものをよくやったように記憶しています。
2級、1級と進んでいきますが、勉強の仕方は同様で、ひたすら問題集に出ている問題を解いては採点、解いては採点の繰り返しでした。
苦手な問題が分かってきますので、そこは重点的に勉強し、少し間をあけて、忘れていないかチェックしました。
私は、保険関係にあまり興味がなく、苦手でしたね。
何回も何回も練習したのを、思い出します。
非常に役立つ知識で、勉強してよかったです
2012年の最終試験を受けて、1級に合格してから、8年が経ちます。
その間、いろいろな税制、その他関連法制が変化してきました。
FPの分野は、本当に変化しますので、ちょっと前の情報はもう使えないということがあります。
特に相続関係では、2015年に基礎控除の額が大きく変更されました。
大きな変更、小さな変更、実にさまざまな変更が生じます。
そのような状況下、知識をアップデイトしながら、日々を送っております。
この勉強をして、いちばんよかった点は、なんといっても、ファイナンス関連分野の全体構造が一通り理解できたことです。
そのため、変化があっても、その変化にすぐに対応することができます。
また、FPの分野の知識が、経済学の研究にもとても役立っていますし、その逆も同様です。