ついに論文完成
ネイティブチェックが戻ってきたのち、徹底的に手を入れて、昨日夜、ついに完成。
本文、アブストラクト(要旨)、アクノリッジメント(謝辞)、図表、準備完了です。
投稿先は4つ、候補を考えていたのですが、まずひとつ、ここぞと思うところに明日投稿するつもりです。
編集デスクを通れば、査読に回るのですが、いろいろ心配ではあります。
自分が査読する側になることもあるのですが、どちらにとっても、気骨の折れるプロセスです。
投稿先を探すためのアプリ
英語のジャーナルは本当にたくさん存在しますので、どこに出したらよいのかは、迷うところです。
理系のように、横綱・大関クラスといった誰もがほぼ賛成するランク付けが、文系の場合はないことも多いです。
ジャンルによりますが。
そこで、投稿先探しのお手伝いをしますというアプリがあり、無料で利用できるものもあります。
論文のタイトル、アブストラクト、ジャンルを選択すると、推薦する投稿先ジャーナルがばーっと100件ぐらい出てきます。
出版社が提供しているアプリの場合は、その出版社内のジャーナルになりますが、出版社を横断的に検索できるアプリもあって、出版社にこだわりがない場合は、こちらの方が便利です。
インパクトファクター(そのジャーナルに記載された記事がどれくらい引用されたか)、査読にかかる日数など、書き手が知りたい情報が得られます。
ただ、学際的な研究(いろいろなジャンルにまたがる複合的な研究)の場合は、ジャンルをどこに設定するかがむずかしい。
いろいろやってみて、よさそうな候補を抜き出すという感じになると思います。
一番知りたい、受理率(掲載される割合)が記載されている場合はわりに少なく、この情報は入手がむずかしい。
いくら立派な雑誌でも、高嶺の花で、とても手が届きそうもないのであれば、ちょっとランクを落としても、載せていただけるところを考える必要があるでしょうし。
日本語で書く方がやっぱり楽だ、しかし英語の方が市場は大きい
母国語で書く方がどれだけ楽か、しみじみ思います。
考えてみれば、アメリカ人は母国語は英語(例外はあります)だし、基軸通貨である米ドルを日常使っているし、それだけでもずいぶんアドバンテージがあるよなあと、ちらっと横見をしたりしています。
しかし、そんなことを言ってもしょうがない。
海外の研究所に招聘研究員として行きたいけれど、当面むずかしそうです。
メールやzoomで連絡は取れますから、そのコミュニケーションを大切にしていきたい。
これからの論文は、英語だけだとストレスが溜まりそうなので、日本語2:英語1くらいのペースで考えていこうかな。
まあ、今回の投稿の結果にもよります。
とりあえず一休みです。