手話について考える  my thoughts about sign language






手話の活用が盛んになってきています

手話をご存じでしょうか。

英語ではsign language と言います。

テレビや講演会などで、手話通訳の方が講演者の脇で通訳されている姿を見ることが多くなりました。

私はほとんどできないのですが、聞くところによると、通訳には相当にエネルギーが必要とのことで、長い講演などは何人かで交代、分担することがあるといいます。







本当にそうだろうと思います。

ほぼ全身を使って、表情も言葉の一部としてきっと機能しているのだろうと推測するのですが、素晴らしい集中力で仕事をされています。

少し前の厚生労働省のデータをさきほど見てみたところ、国内の聴覚障害者数は2016年においてだいたい34.1万人くらいでした。





手話にも種類がある

私は、みな同じ手話を使用しているのだと思っていたのですが、実は手話にも種類があるそうです。

また、方言という表現が適切かどうか分かりませんが、ちょっとずつ異なる個性をもっている場合もあるといいます。

私たち(耳が聞こえる人)が手話を学ぶときに身近なのは、日本語の単語を手話に置き換えるというやり方です。

そうした、日本語を手話の表現で置き換えていくタイプの手話があると同時に

もともと手話言語として構成され、成立した手話、つまりひとつの言語としての手話があるということです。

現在、縁がありましてこの辺は勉強中です。
さらに勉強が進んだ段階で記事を書きたいと思います。
 







英語の手話

“Is the sign language universal?”
"No, no. It is different from language to language"

前にアメリカの会議に出席した際、手話通訳をしていた女性に「手話は国際言語ですか?」と聞いてみたことがありました。

答えは、それぞれの言語にそれぞれの手話があるとのことでした。

その時は、先生の手話通訳者さんと、その生徒の手話通訳のインターンのような方と両方で参加されており、たいへん熱意のある仕事ぶりを呈されていました。


手話ができなくてもコミュニケーションが必要な時

前に、仕事の関係で聴覚障害者の方とコミュニケーションをとる必要が生じたことがあります
いつもは肉親の方が通訳してくださっていたので、コミュニケーションはとてもスムーズだったが、ある急用の際、直接お話をする必要が生じました。

筆談がもっともよさそうだと思ったのですが、案外役立ったのがスマートフォンです。
手書きよりもはるかに速く入力できますし、読みやすいです。

その方と落ち合うまでの段取りも、スマートフォンならではの機能で、極めて円滑に進みました。

ITの発達でいろいろ便利になってきていることを、いまさらながら実感しました。

今後はITの発達が進んで手話にある程度代替できるようになるのか、もう少し時間が経たないと分からないですが、目の離せない分野です。


 




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