ニュースによれば、開業医の売り上げが減少しているというが
コロナの流行によって、町のお医者さんに行く人が激減し、開業医の収入が減少しているというのですが、なんだか妙な話だと思うのです。
コロナが流行し、それに感染するのが恐ろしいから、病院には行かなくなり、よって開業医の収入が減った。
ということだろうと思うのですが。
しかし、本来診てもらっていた病気は、行かなければ行かないで大丈夫な程度だったということなのでしょうか?
どうなんでしょう。コロナ感染を恐れて、診療を受けないでいたら、悪化して困ったことになったという事態も考えられます。
また、どちらかと言えば、そこまでお医者さんにかからなくてもいいんじゃないの?というケースもあったのでしょうか。
少し時間が経てば、どちらのケースがどれくらいの割合なのか分かるかもしれませんが、今現在は、なんとも分からないですね。
コロナ患者を受けている病院の減収が著しいとのこと
コロナ患者を受け入れて、本当にたいへんな医療に当たっている病院が、減収の危機に立たされているというのは、また別の大問題です。
コロナの治療に集中したため、他の手術や入院患者の受け入れを制限せざるをえず、救急・外来ともに受入数が減少し、収入も激減してしまったとのこと。
病院には(企業も同様ですが)社会的責任があり、それを果たすという立場ですが、それを支えるシステムも必要です。
小児科、整形外科、眼科、歯科の減少が大きいと聞く
小児科というのが、私にはとても意外でした。
自分に引き寄せて考えた場合、たとえば「最近目が疲れるなあ」くらいでしたら、今は眼科受診を控えようということになるかもしれません。
でも、子供が熱が出たとか、どこか腫れているなどの場合、コロナも怖いけどやはり受診だということになりそうに思います。
と、言いましても、子育ては10年以上前に終わってますから、私が情報に疎いのかもしれません。
その疑問に答える情報としては、
コロナの影響で手洗いやマスク使用が増え、学校も一時登校を休止していたので、
感染症が全体に減った。
また、外出自粛で怪我も減少した。
などの説がありました。
なるほどねえ。病院に行くような状況そのものが、減少しているという説ですね。
もしかしたら大人にも同様の現象が起こっているのかもしれませんね。
私が最後に行ったのは整形外科・石灰沈着性腱板炎
特に持病がないので、あまり病院に行きませんが、今年の春に、石灰沈着性腱板炎という肩に激痛が走る病気になり、整形外科にかかりました。
ある晩、右肩が上がりにくくなり、五十肩かなと思っているうちに、どんどん痛くなりました。もう右腕はまったく動かせないぐらい痛くて、夜も全然眠れません。
次の朝いちばんでご近所の整形外科を訪ねました。
整形外科にかかるのは、ここ数年で初めてです。肩のレントゲンを撮ったところ、石灰の塊が映っており、すぐに診断がつきました。薬をいただいて、次の日にはもうほとんど回復したという、オンとオフのはっきりした病気でした。
さて、その時に、整形外科に通常的に通っている方々がいかに多いかを感じました。
多分その時、捻挫したらしき小学生と私以外は、いわゆる器械を使ったリハビリで来院していたと思います。
当時すでにコロナは流行し始めていましたが、今はどれくらい混んでいるのかなと思うと同時に、石灰沈着性腱板炎が再発しないことを祈っています。