What does this abbreviation stand for? 略語だらけの英語





英語では非常に多くの略語に出会う

日本語の場合、略語というと、言葉を約めたものが多いと思います。

たとえば、古い言葉ですが「はなきん」花の金曜日の略ですよね。

「厚労省」は厚生労働省の略ですね。

 

 

たとえばこんな略語(abbrebiation)があります。私は社会科学が専門なので、その分野で言えば:

OECD Organization for Economic Co-operation and Development

          経済協力開発機構

ILO International Labour Organization

       国際労働機関

NATO  North Atlantic Treaty Organization

   北大西洋条約機構

IMF International Monetary Fund

   国際通貨基金

TPP Trans-Pacific Partnership (Agreement)

   環太平洋パートナーシップ(協定)

 

上から2番目のInternational Labour OrganizationのLabourは、イギリスの綴りでLabourとなっています。通常アメリカ英語ではLaborと綴るところですが、固有名詞なので多分アメリカ人もこの場合はLabourと書いてるんじゃないでしょうか(推測)。

 

ちなみに日本の厚生労働省は、英語ではMinistry of Health, Labour and Welfareとなります。こちらもイギリスの綴りを使用しているんですね。略したMHLWもよく使われています。

 

 

アルファベットで読む場合(initialism)と、続けて単語として読む場合(acronym)

 

IMFやTPPはアルファベットで読みますね。アイ・エム・エフといった具合です。このタイプの略し方はinitialismと呼ばれます。

 

それに対してNATOは、日本語だとナトー、英語だとネイトーと聞こえますが、単語として続けて読みます。OPECもオーペックと単語的に読みます。これらはacronymと呼ばれます。

 

両者が混ざっているケースもあります。たとえばJPEG(ジェイペグ)などが挙げられます。

 

また人によってinitialism読みをする人もあれば、acronym読みをする人もいるという、どっちもありの場合も存在します。

GMAT(経営大学院の入試の一種)をジーマットと呼ぶ人も、ジーエムエーティーと読む人もいるなどが、その例です。

 

何の略だかわからないとき

自分の専門外の会議に出席した際などによく起こりますが、え?それ何の略?全然わからないわ。

とか、同じ略語でも違う単語の略であったり、こうした行き違いが起こり得ます。

たいていは事前にハンドアウトが手渡されて、それを見ればわかるというケースが多いですが、

それでも不明な時は:

What does this(that) abbreviation stand for?

と聞きます。

それは何の略ですか?という意味です。

 

昨今の猛烈な略語ラッシュはなかなかついていけない

ASAP(as soon as possible)(できるだけ早く)などは、昔からよく使われてきましたが、昨今はすごい略語ラッシュです。

imoが、 in my opinionとはびっくり。

 

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