英語では非常に多くの略語に出会う
日本語の場合、略語というと、言葉を約めたものが多いと思います。
たとえば、古い言葉ですが「はなきん」花の金曜日の略ですよね。
「厚労省」は厚生労働省の略ですね。
英語と関わりの深い生活をしておりますが、外国語習得とは本当に難しいものだと、つくづく思います。日々の出来事や英語について気付いた事、2021年4月2日以降は記事ごとに1英単語の紹介等を綴る日記的なブログです。どうぞよろしくお願いします。
OECD Organization for Economic Co-operation and Development
経済協力開発機構
ILO International Labour Organization
国際労働機関
NATO North Atlantic Treaty Organization
北大西洋条約機構
IMF International Monetary Fund
国際通貨基金
TPP Trans-Pacific Partnership (Agreement)
環太平洋パートナーシップ(協定)
上から2番目のInternational Labour OrganizationのLabourは、イギリスの綴りでLabourとなっています。通常アメリカ英語ではLaborと綴るところですが、固有名詞なので多分アメリカ人もこの場合はLabourと書いてるんじゃないでしょうか(推測)。
IMFやTPPはアルファベットで読みますね。アイ・エム・エフといった具合です。このタイプの略し方はinitialismと呼ばれます。
両者が混ざっているケースもあります。たとえばJPEG(ジェイペグ)などが挙げられます。
また人によってinitialism読みをする人もあれば、acronym読みをする人もいるという、どっちもありの場合も存在します。
GMAT(経営大学院の入試の一種)をジーマットと呼ぶ人も、ジーエムエーティーと読む人もいるなどが、その例です。
自分の専門外の会議に出席した際などによく起こりますが、え?それ何の略?全然わからないわ。
とか、同じ略語でも違う単語の略であったり、こうした行き違いが起こり得ます。
たいていは事前にハンドアウトが手渡されて、それを見ればわかるというケースが多いですが、
それでも不明な時は:
What does this(that) abbreviation stand for?
と聞きます。
ASAP(as soon as possible)(できるだけ早く)などは、昔からよく使われてきましたが、昨今はすごい略語ラッシュです。
imoが、 in my opinionとはびっくり。