論文執筆計画へのコロナの影響。無理だと思う計画をじわじわ攻略。covid-19



             小原古邨 「月にミミズク」1900  


元気を出そうと思う日


毎日忙しくて、新しいことに手をつける気分になれない。
 
なんだか重荷に感じる。
 
どこから始めたらいいのか、悩んでしまう状態にある。

以上は、まさに今の私である。

そもそもいろいろな方にインタビューをさせていただいて、研究論文を書き起こそうと計画していたのだが、途中で(2020年に入って)コロナパンデミックが発生し、取材の継続が無理になった。
返す返すも残念である。

おかげさまで、昨年末までに、一部のインタビューが終了していた。

まず先発としてその部分を書き起こし、英語論文として発表しようと思う。
そう決めてからは集中でき、3月までにほぼ出来上がった。
今英語表現をブラッシュアップしている段階である。

取材がまだだった部分は、今後日本語で発表する予定である。
今、頭を抱えてしまっているのはこちらの論文の件なのだ。

 


1. まず目標の確認

聴覚障害のある人々の教育環境に関する研究論文の発表が目標。
英語論文の方は、すでに働いている人々に関する研究である。

特別支援学校に取材の申し入れをして、許可をいただこうと思っていた矢先だった。
このコロナ問題の下、それが可能になるのは相当先であろう。

 

2. 今できることは何か?

現在持っている資料を活用して、取材許可がおりたらすぐ活動できるように準備する。
と言っても、現時点では取材依頼すること自体、自粛せざるをえない。


しかし、準備は大切だ。取材希望校のリスト作成し、各学校の情報を事前に整理する。
すでに取材を済ませた部分(コロナ前)から、次にインタビューすべき内容をまとめる。


厚生労働省等から発表されているデータも今一度確認整理する。





3.短報について

現計画を進めていくとすれば、日本語論文投稿はたぶん1年以上先になるだろう。
その間に文献資料から仮説を立てて、文献分析型の短報を出すこともできるかもしれない。
今まで、現場主義で必ず取材をしてきた。そのため文献分析型の方法をとったことは少ないが、よい結果がでるかもしれない。



4. ともかく今は完了した取材を分析して1本目(英語論文)を完成させよう

ほぼ論文は出来上がっており、英語をブラッシュアップするところまで来ている。
今年の10月を目標に頑張ろうと思う。


5.そして2本目の日本語論文のための取材開始を待つ

 場合によっては、その間に短報を出す。

コロナという考えてもみなかった問題が起こり、世の中はすっかりその様相を変えつつある。
オリンピックですら延期になったわけで、想定外の出来事はいつ襲い掛かってくるか分からないものだ。