ハワイに残してきた銀行口座を閉じることにしました。1ヶ月20ドルのコスト。I am going to close my bank account in Hawaii
ハワイに残してきた銀行口座を閉じることにしました
ハワイ大学の研究員として、しばらくハワイに滞在していた時に現地で銀行口座を開きました。
他の州については分かりませんが、
ハワイの銀行口座の場合は、日本に帰国した後も維持することができます。
まさかコロナがこのような形で流行るとは全く予想していなかったので、
いくばくかのお金を入れたまま、日本に戻りました。
ハワイは今後も行き来するだろうなーと思って、
銀行口座を残したわけですよね。
2020年頃からCOVID-19がパンデミック化し外国との行き来が大変困難になってきました
これではいつハワイを始めアメリカに行けるかもわからないし、
困ったなぁと思ったのですが、
つい最近まではハワイの口座を維持するための費用はゼロでした。
口座の持ち主の住所を日本の住所に直して、
オンラインでやりとりすれば、エアメールを送ってもらう必要もなくなるため、
維持費はかからなかったんですね。
ところが2022年の1月に入って口座のある銀行からエアメールが来ました
それによれば、
今後は(2022年4月から)、残高が1万ドルを切った非居住者口座に関しては、
1月あたり20ドルの維持費がかかるようになりますとのこと。
非居住者でも残高が1万ドル以上の場合や、居住者である場合はこの限りではないようです。
しかし私は残高もごく少しですし、
ソーシャルセキュリティーナンバーは持っていますが、
現在日本に住む非居住者の立場にあります。
と言うわけで、このまま放っておくと1月20ドルの維持費を払って、
そしてその20ドルを払う余裕がない残高になった段階で、
解約になるのではないかと思います。
これはまずいなと思い至ったわけです。
アメリカのデビットカードは積極的にアクティベートしないと使えません
日本の場合は厳重な書留でキャッシュカードが届きますが、
アメリカの場合は普通のメールで届きます。
というのは、そのままではデビットカードとして使えないからなんです。
デビットカードを受け取ったら、
まず銀行に連絡して、アクティベートと言う作業を行います。
これはいわゆる無人の電話連絡で機械的に行うこともできますし、
行員さんに電話口に出てもらって、アクティベートをお願いすることもできます。
いずれにしても一手間かかるわけです。
私は日本に帰ってから、新しいデビットカードがハワイから送られてきました。
その時には近々ハワイに行く予定だったので、
実際に現地の店舗でアクティベートしようと思ってそのままにしておりました。
しかし、今回、1万ドルに満たない非居住者の口座に、
1ヵ月20ドルの維持費がかかると言うことになった上では、
まずこのデビットカードをアクティベートして、
残高を日本で使い切ってその上で解約しようと思いました。
ちなみにアメリカにもキャッシュカード的なものもあるそうですが、
デビットカードの方が一般的だと思います。
日本とハワイでは時差があります。
簡単な計算方法としては、
今の日本の時間に5を足して、そして日付を1日戻すと言う方法です。
例えば今、日本は2月10日の午後6時だとすると、
午後6時に5を出して午後11時。
そして日にちを1日戻しますから、
ハワイは2月9日の午後11時と言うことになります。
ハワイの営業時間中に連絡を取りたい場合、
例えばハワイが正午ごろに電話をしたいとすれば、
こちらは朝の7時ごろに電話をかけると言うことになります。
と言うわけで朝早くハワイと連絡を取り、
まずは自分のデビットカードをアクティベートしてもらいました。
これでこのカードが使えますから、
日本にいても自分のハワイの口座からお金を引き出したり、
買い物したりすることができるようになります。
もちろん解約届を出して残金を日本に送金してもらうこともできます
ただここで問題なのは、
送金に相当費用がかかると言うことです。
聞くところによれば、
向こうの銀行から振り出してもらうのに45ドル程度。
またこちらで受け取るのに同じ位の金額がかかるケースが多いようです。
ざっとした言い方ですが、10,000円近くかかるようです。
実際の私の残高は、せいぜい40,000円位です。
と言うことで、デビットカードを活用して、使い切ってしまうことにしました。
まずアメリカの所属学会に年会費を払いました。これはドル建ですので誠にスムーズです
さらにアマゾンで、日本のアマゾンですが、
日ごろから必要だなと思っていたものを買いました。
もちろんデビットカードはマスターカードが付いている国際ブランドなので、
問題なく使えます。
その他諸々の買い物をして、現在ほぼ使い切りの状態になってきました。
来月にも解約届を出して、口座を閉めようと思います。
残念なのはクレジットヒストリー構築が可能なアメリカで作ったクレジットカードも解約せざるを得ないことです
このアメリカで作ったクレジットカードは、
今閉じようとしている口座から引き落としているため、
口座を閉じる前に、まずこのカードの方を解約せざるをえません。
アメリカにおいては、
ソーシャルセキュリティーナンバーとクレジットヒストリーと言うのはとても大切なんですね。
このコロナ騒ぎが落ち着いて、
またアメリカで少し長く生活する場合に備えて、このままにしておきたかったんですが、
残念ながらそうもいかなくなりました。
今日の英単語: depict 描写する
