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論文を英語で書くか、日本語で書くか?  文系の場合

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   おはようございます。 今日も素敵な秋晴れです。 論文を英語で書くか、日本語で書くか 研究者は論文を書くことが主業務のひとつです。 その論文を何語で書くかという問題なのですが、 理系の論文の場合、英語で書かれていることが多いのではないでしょうか。 それに対し、文系論文は、日本語で書かれているケースが多いように思います。 私は社会科学系の研究者ですが、 今までに書いた論文の80%以上は、日本語論文です。 英語で書けば、広い範囲での読者が期待できます 英語で書いた場合、読者は世界中に広がります。 特に、オンラインで公表する場合、本当に思いがけないくらい 多用な国々の人々が読んでくれます。 それに対し、日本語論文の場合は、どうしても日本国内が対象になりがちです。 昨今、日本語を習得した外国の方々もおられますが、 やはりその数は少ない。 しかし、ネイティブでないものにとって英語で書くことは苦労です たぶん誰でもそうでしょうが、 母国語で書く方がずっと楽です。 文章のニュアンスも実感できますし、 なにしろかかる時間が全然違います。 英語論文を提出する場合、多くのジャーナルがネイティブチェックが済んでいることを 条件に出しているのも、むべなるかな。 チェッカーを探すのがまた一苦労 では誰にネイティブチェックをしてもらうか。 これも結構探すのがたいへんです。 いくつかの専門エージェンシーがありますので、そちらに依頼するというケースも 多いでしょう。 私は、短い論文は同僚のアメリカ人研究者に見てもらっています。 研究分野が近いと、とても親切なアドバイスが得られて、 実に ありがたいものです。 give and takeで、私もお役に立てることがある時は 率先して動いていますが、お願いすることの方が多いようで 恐縮しております。 さて、次の論文をどうするか 内容が、国内向けなので、 次回は日本語で書きたいなあと思っています。 さあ、どうしよう。 アーカイブに戻る

論文の再校が出てきました

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  おはようございます! お立ち寄り、ありがとうございます! 9月に初校を戻した論文の再校が出てきました 私は、文系ジャンルの研究者なのですが、 だいたい年に1本の論文発表を行っています。 2022年度の論文は既に投稿済みで、査読が通り、9月に初校が出ていました。 学術ジャーナルとしては、再校を出すところはそんなに多くないと思うのですが、 今回は再校も出て、今、戻したところです。 大学の講義もたいへん重要ですが、論文発表も極めて大切です 大学で講義している姿が、ある意味、研究者の象徴的な姿 のように、思われますが、 実際は、研究論文の発表もきわめて研究者にとって重要です。 とりわけ査読付きの論文の発表がその研究者の評価の相当の部分を 占めますので、精進するしかありません。 もうすぐ今年も終わりますが 来年はなんとか、コロナが落ち着いて、 もっと積極的に取材・調査ができるようになりますように。 ではでは。 今日もお読みくださって、どうもありがとうございま