I worry の方が、より親しみやすい?
最近の中高の英語の時間で、どのような内容を学習しているのか、詳しくは分からないのですが、
少なくとも私が学習したころ(数十年前)は、
I worry という文のほうが親しみがあったように思います。
しかし、実際にはI'm worried という表現も非常によく使われています。
英語圏で生活する場合、I’m worried about ##。
という言い方の方が、より頻繁に接することになるのではないかと思います。
両者の違いについて、少し考えてみましょう。
「私は心配している」という部分は結局共通
I worry も I’m worried も、
「私は心配している」という意味においては同様です。
両者の違いは、「どんなふうに心配しているか」
I worry about ##.
という場合、その心配は一過性の内容ではなく、常日頃からそのことを心に砕いているという感じになります。
たとえば、
I worry about the future.
私は将来のことを心配している。
それに対して、I’m worried about ##.
は、今この時、具体的に##を心配している、といった意味合いが強くなります。
たとえば、
I’m worried about the result of my examination.
私は試験の結果を心配している。
といった具合です。
どちらでも基本的な意味は通じると思います
微妙なニュアンスの問題ですから、両者を取り違えたから、全然通じないというようなことはまずないでしょう。
欲を言えば、といった感じでしょうか。
それと、日本人の場合、たぶんですが、
I'm worried という文に慣れていなくて、不安になることもあろうかと思いますので、
ここで意味をおさえていただければ幸いです。
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