大事に育てたハイビスカス 伊豆では地植えで越冬しているのに The hibiscuses carefully raised

 





ハイビスカスが枯れてしまった経緯

2012年に最初の一鉢をいただいたのが、ハイビスカスとの縁の始まりでした。

真夏のことでしたね。

もう8年以上前になるんだと思うと、時の経つのは速いものです。

枯れてしまったのが、2018年でしたから、2012-2018と6年以上はもったんです。



2012年以降どんどんハイビスカスを挿木で殖やした

さて、2012年に赤いハイビスカスをいただきました。

挿木で殖やせると知り、さっそく枝を土に挿してみたところ、成功!

どんどん成長していっぱしのハイビスカスになりました。

その後、近所の花屋さんが閉店するということで、セールをしておりましたので、

黄色とオレンジのハイビスカスを買い足し、ずいぶん華やかなバリエーションになりました。

家の前に色とりどりのハイビスカスが並んで、まさに南国気分でした。


2016年には10鉢以上になっていました

各色とも順調に殖えて、いい感じでしたが、毎年冬がむずかしかったのです。

冬をどうやって越させるか?

子どもたちが独立して空いていた子ども部屋の机にカバーをして、そこにずらーっと鉢を並べていました。

春になるとまた庭の棚に出して、すくすくと花を咲かすといういい循環だったのです。


納屋の購入で気が緩んだ

このまま、この方法を続けていれば問題なかったのですが、

2016年の初冬に、大きな温室のような納屋を購入して、どーんと庭に置きました。

寒い日は野良ネコちゃんが籠るほどの暖かさで、

まるで温室みたいと思い込んだのが間違い。

2016年から2017年にかけての冬を、

子ども部屋ではなく、この外置き納屋で越させようと考えたわけです。

そして、大失敗しました。

寒さで枯れてしまったんです。

気付くのも遅かった。

この冬は、私の海外赴任のための手続きなどで超忙しく、目配りが足りなかったんです。

反省。
後悔先にたたず。


2017年の春、ほとんどダメになりました

そんなわけで、2017年の春の段階で、12鉢中、10鉢が枯れました。

それでも2鉢残っていたのですが、これもやっとこさ、小さい芽を付けているといった程度で、ぎりぎりでした。

そんななか、私が海外赴任しましたので、2鉢は家族にお願いして、なんとか2017年の冬を室内で越しました。


2018年の春、2鉢も枯れてしまった

家族のおかげで、なんとか私の帰国まで頑張ってくれた2鉢でしたが、

結局その夏、せっかく出た芽が枯れてしまい、完全にアウトになりました。


それ以降、多肉植物以外は栽培をやめています

ハイビスカスの後遺症で、もう越冬のむずかしい植物はやめようと思いました。

多肉植物も越冬が問題なんですが、

サイズが小さい
種類によっては案外寒さに強い
水やりが通年、それほどいらない

など、良い点がいろいろあります。

それでも、カランコエを凍らしてしまったり、
リトルミッシーを焦がしてしまったり、
失敗はあります。


伊豆の事務所のご近所ハイビスカスは勝手に冬越ししていてすばらしい

伊豆に小さな古家改造事務所を持っているのですが、

その近所の路傍に無造作に植えられているハイビスカスがあります。

手入れしている様子もなく、地植えですから、冬の避難もありません。

でも、ずっと元気に夏になると赤い花を咲かせています。

やっぱり伊豆ってあったかいのかな。

毎年、楽しみにこのハイビスカスを見守っています。