葛飾北斎「富嶽三十六景 尾州不二見原」
Zoom会議が始まっておよそ2か月経過 「急に消える人」
非常に慣れてきたのは事実です。
パワーポイント画面への切り替え、ビデオへの切り替え、ホワイトボードへの切り替え、ブレイクアウトセッションの開催など、スムーズに事が運べるようになってきました。
編集会議や、いわゆるレクチャー的な催しは、実際に一堂に会して行わなくても、Zoomで十分いけます。
準備さえきちんとしておけば、問題ありません。
パワーポイントを作らずに、しゃべりだけで相手に伝えようとすると、特に外国人がいる場合はちょっと難しいでしょう。
私の参加している会議はいろいろな国からの参加者がいるため、公用語は英語でやっています。
自国の訛りがそれぞれに入りますし、ネイティブはどうしてもややくずして話しがちですから、目で見えるpptは大切です。
チャット機能は依然苦手
さて、質問などの際に便利だとされるチャット機能ですが、私はこれが苦手です。
見落としがちなのが、まずひとつ。
さらに、こちらはレクチャーしているわけですから、話すかたわら、チャットにも答えるというマルチ技がうまくいきません。
それで、会の初めに「チャットを見逃す可能性があります。困ったことがある時、緊急のときは遠慮なく、声を出して(遮っていただいて構いませんので)アピールしてください。たとえば、pptが自分の画面に出ない。声が聞こえないといったときです」と言っておきます。
急にいなくなる人
こちらの話がつまらないのか、なにか急な用事ができたのかは分かりませんが、急にいなくなる人がたまにいます。
4人ずつのグループでちょうど割り切れるなと、ブレークアウトセッションの前に計算していても、消えている人がいて、ちょっとずれることがありました。
いったん会議を出た後、再参加するためには、許可ボタンをホストが押してからという設定になっているため、戻って来にくいのかもしれません。
Zoomがいいのか、face to faceがいいのか
これは仕事の種類によるでしょう。実技が必要な内容であれば、やはり遠隔では物足らないという状況もあり得ます。
しかし、私の場合は、コンセプトやアイデア、知見の交換が主ですから、pptを使ったプレゼンとディスカッションでまったく不足を感じません。
とはいえ、やはりなかには、実際に会って人柄などをひしひしと感じながら話してこそ、本物だという人もいます。
ブレークタイムにコーヒーを飲みながら交わした雑談から、いい考えが浮かんだという方もおられるでしょう。
この辺は各人の好みというか、考え方に依るところが大きいと思うのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー