頭痛がするとき、いつも私は薬を飲むかどうかで迷ってしまう。
頭痛薬を飲めば、たいていは短時間で痛みが和らぎ、
生活や仕事に支障をきたさずに過ごすことができる。
薬の効果はかなり確かで、その即効性に助けられてきた場面も少なくない。
けれども一方で、「また薬に頼ってしまった」という後ろめたさのような感情が心に残る。
我慢できる程度なら、なるべく薬を使わずに自然に治まるのを待ちたい。
なんとか薬なしでやり過ごそうと試みる。
ときには横になって休めば少しずつ軽くなることもある。
頭痛薬も適量を守れば大きな害はないとも聞く。
それでもどこかで「我慢すべきではないか」「本当に必要なときだけにすべきではないか」と思ってしまう。
結局のところ、私は毎回状況に応じて選んでいる。
大事な予定がある日は薬を飲む。
逆に、特に用事のない休日なら、少し痛みが長引いても薬を控えてみる。
そうやって自分なりにバランスを探しているのだと思う。
それにしても根本的に頭痛がしないようになれば
いちばん良いのだが。
今日の英単語: repercussion (名詞) 反響、余波、悪影響
The policy had serious repercussions on the economy.
(その政策は経済に深刻な影響を及ぼした。)