似ていて間違いやすい英単語を挙げてみたいと思います。
hypocrisy(偽善)と hypnosis (催眠術)
これは正直、いつも分からなくなる単語です。
使う頻度としては、hypocrisy(偽善)が圧倒的に多いのですが、あれっ、催眠術ってなんていうんだっけな。ちょっと似ているけど、なんだったかな。
と思い出せないのが、hypnosis (催眠術)です。
divination(占い)と deviation(偏差)
似ているでしょう? 占いと偏差。
出だしが、deなのかdiなのかも、しっかり覚えておかないと分からなくなります。
日常生活では、ほとんどdeviationしか使いませんが、何かを読んでいるときに、divinationという単語が出てくると、混乱してしまいます。
collapse(崩壊)と corruption(腐敗)
どちらも、あまりいい意味ではないですね。
しかし、意味が似ているのと、LとR、どっちがどうだったか?となりやすい。
日本語を母国語としていると、先にカタカナでその単語を把握している場合があります。
そういうケースでは、LかRか分からなくなりがちですよね。
たとえば、ルーレットは、roulette ですが、日本語として定着していますから、LかRか判断がつきにくくなっています。
汚職を、コラプションとカタカナ語を使って書いている場合もあって、ますます混同しやすくなっています。
fraction(断片・分数)と friction (摩擦・軋轢)
Only a fraction of the project is complete.この場合のcompleteは、形容詞です。
There is friction between a wheel and the road.
車輪と道路の間には摩擦があります。
empirical(経験的な・実証的な)と experimental (実験的な)
Empirical evidence is essential for the discussion to proceed.
実証的なエビデンスは議論を進める上で不可欠だ。
There are a lot of experimental data available to support his hypothesis.
彼の仮説を支持するために使える実験データは、たくさんある。
empiricalとexperimentalは、日本語で考えた場合もこんがらかりそうな単語です。
「実証」と「実験」の違いということになります。