いろいろな図書館にお世話になっています
研究関係の書籍は所属研究機関の図書館で借りることが多いですが、
もっと日常的な本や、
学術書でも近くの図書館で借りられる場合は、
横浜市立図書館、川崎市立図書館、世田谷区立図書館、目黒区立図書館を利用しています。
なんでそんなにたくさんの図書館を利用しているのか?
理由は簡単で、たとえば、ある本を川崎市立図書館は持っていないが、世田谷区立図書館は持っている、といったことがあるからです。
仕事場からいちばん近い図書館は、川崎市立図書館なので、ここにすべてあればよいのですが、
もちろんそういうわけにもいきません。
まず、川崎市立にあたって、なければ次は横浜市立
そして、その次は世田谷区立、最後に目黒区立とあたっていきます。
この順番は、行きやすさの順です。
たとえば、
池田潤著「無愛想のススメ」という本がありますが、
川崎市立図書館と、横浜市立図書館は持っていません。
世田谷区立図書館と目黒区立図書館は持っています。
このように、各図書館とも、ある本を持っていたり、持っていなかったりするのですが、たいていはこれら4種の図書館のどこかが持っているというケースが多いです。
また、待っている人数にも差があります。
ある図書館では50人待ちなのに、他の図書館のウェイティングリストは10人と短く、その上、所有冊数が倍以上あるというケースもままあります。
人気のある本の場合、その図書館が何冊持っているかによって、待ち時間が大幅に変わるんですね。
今人気の石井あらた著『「山奥ニート」やってます』を見てみましょう。
川崎市立図書館: 11冊所有。39人待ち
横浜市立図書館: 8冊所有。74人待ち
世田谷区立図書館: 11冊所有。19人待ち
目黒区立図書館: 3冊所有。19人待ち
うーむ。目黒区立は3冊しか所蔵していないのに、待ち人数は少なめです。
一概には言えない微妙さがありますね。
そんなわけで、各図書館をネット検索して、状況を見つつ対策を考えています。
住所によって借りられないのでは?図書館によって異なります (コロナの影響で下記の情報は変更になっている可能性があります。来館の際はご自身でご確認ください)
なにしろ、コロナの影響でいろいろなことが変化していますから、下記の情報は参考としてご覧ください。来館される場合は、ご自身で再度ご確認いただきますようお願いいたします。
以下、ウェブサイトから入手した情報をご参考までにご紹介します。
川崎市立図書館:
川崎市外在住の場合は、図書館に来館したうえで、貸出カードの申し込みを行うことができます。名前と住所が確認できるもの(保険証・免許証など)を持参して、手続きをするとのことです。
市内在住者は事前申し込みができるとのことですが、結局カードを受け取る際は来館すると思いますので、大きな違いはないのではないでしょうか?
横浜市立図書館:
横浜市立図書館の図書館カード発行の対象者は、
横浜市内に住んでいるか、通勤、通学している方。
もしくは、川崎市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、大和市、町田市に在住の方ということです。
申し込み時、本人であることと現住所を確認できるもの(確認文書)が必要です。
世田谷区立図書館:
住所・年齢による登録制限はありませんので、どなたでも登録できますと、ウェブサイトに記載されていました。
運転免許証や健康保険証など、氏名・住所が確認できる資料が必要ですが、小学生以下の方は不要とのことです。
目黒区立図書館
目黒区立図書館はどちらにお住いの方でもご利用いただけますとの記載がウェブサイトにありました。
貸出券をつくるには、本人確認書類が必要です。公的な証明書類をお持ちの上、登録の手続きを資料相談カウンターでしてくださいとのことです。
というわけで、私は10年くらい前から、この4つの図書館を愛用しているわけです。
論文を取り寄せてもらう場合
web上に一般公開されていない論文を読みたい場合は、
google scholar などで、その論文が掲載されているジャーナルを確認し、そのジャーナルを持っている大学図書館等に、自分の所属している研究機関の図書館を通して依頼を出していただき、取り寄せます。
たいていの場合、この方法でコピーが入手できますので、若干の費用を支払って読むことができます。
図書館の司書さんは、本当に力強い味方です。
以上2021年1月の情報です。時間が経過すると状況が変わりますので
ご利用前に必ずご確認のほどお願いいたします。
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