ガシャーンという音がして、陶製の人形が床に転がり落ちました Porcelain dolls rolled down to the floor with a breaking sound.
郵便屋さんのピンポーンとともに居間からガシャーンという音
最初に申し上げておきたいのは、郵便屋さんは全然関係ないということです。
偶然、タイミングが一致しただけなんです。
昨日、私が2階でPCに向かっていると、郵便屋さんが呼び鈴を鳴らしているような音がしました。
1階には家人がいるので、そちらにお任せねと思った瞬間、
ガシャーン
という陶製のものが割れる音。
急いで階下に下りると、ちょうど郵便屋さんからレターパックを受け取った家人が
玄関に戻ってきて、慌てた様子で、
ちょっと、たいへんなことになった。いっしょに見て!
と言います。
急いで居間に行ってみると・・
私が陶製のお人形を並べているガラスの棚がひとつ、完全にひっくりかえって、
載せていた人形が全部床に転がっていました。
気が動転しながら、まず、転がっている人形類を拾いあげて、大きな箱に回収しました。
次に飛び散っている破片を小さいケースに回収。
最後に、外れたガラス板をきれいに洗って、再度所定の位置に戻しました。
ベルが鳴ったので急いで室内のビデオにアクセスしようとして、足が滑り、棚にぶつかったらしいです
さて、回収した人形をひとつひとつ確認してみました。
幸いなことに、床のゴム部分にほとんどの人形が落ちたので、
案外破損は少なく済みました。
破片をつなぎ合わせて、それを2液混合タイプの接着剤でくっつけます。
中が空洞になっているものは、なかなか難しく、そういうところは時間をおいて瞬間接着剤を使いました。
この人形は、陶器のなかでも特にざっくり焼いてあるタイプなので、もろいのです。
破片と破片の間の土部分が砕けてしまって、ぴったりとは接合できませんでした。
手持ちの金色のペイントで、上着の裾部分は修正してあります。
丸い部分がひとつ欠落。向かって一番左ですね。
いたしかたなく、近い色のビーズで代用しました。
他にも修理中のものがありますが、全部で50以上あるなか、思ったよりは被害が少なく、少しほっとしました。